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QGISで色塗りしたり、ラベルをつけた状態で保存するには、次の２通りの方法があります。
・プロジェクトファイル（.qgis）を作成する
・レイヤプロパティからスタイルファイル（.qml）を作成する
前者については、QGIS上で読み込んでいるレイヤや表現方法、現在表示している地図スケール・範囲をまるごとすべて、保存したいときに実施されます。QGISを使ったことが誰もが一度作成したことがある方法と思います。
他方、後者については、現在呼び出しているレイヤのスタイルを保存したいときに使われます。
今回の記事では、後者について解説したいと思います。前者に興味がある方は関連記事をご覧ください。
1.レイヤプロパティの「スタイル」タブを開く
2.表現したい方法をセットする
3.レイヤプロパティの画面下部にある「既定スタイルとして保存」からqmlを作成
4.次回データを呼び込む際に同画面の「スタイルを読み込み」から3で作成したqmlファイルを読み込むことができます。
「既定スタイルとして保存」からは、QGISのレイヤスタイルだけでなく、Geoserver等のレイヤスタイルを定義可能なファイル（.sld）を作成することも可能です。
【執筆：仙石裕明】