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2016年10月15日(土)に行われた地理情報システム学会第25回学術研究発表大会において、第10回マイクロジオデータ研究会を開催致しました。

第10回マイクロジオデータ研究会
http://geodata.csis.u-tokyo.ac.jp/mgd/?p=1241

本研究会は私の研究室の先輩であり、マイクロベースの技術顧問である秋山が代表を務め、設立から早5周年を迎えました。一つの節目ということで、これまで本研究会にご登壇いただいた関係者や共同研究者にご登壇いただきました。

ご登壇いただいた一人である、株式会社ゼンリンジオインテリジェンス(旧:株式会社JPS)の平下治様は、修士時代、ESRIジャパンのカンファレンスでご講演しているのを拝見し、お話させていただいたことをきっかけに、今日までお世話になって参りました。平下様には「コンピュータマッピングシステムとの出会い」というタイトルで、コンピュータが普及し始める前からGISが社会に導入され始めてから現在に至るまでの過程をご講演頂きました。私が大学に入って学び始めた頃には、既にGISが存在しておりました。今日に至っては、当たり前のようにソフトウェア、データ、それらを扱える人材が揃っております。黎明期からのお話をお聞きすることができ、改めてGISが社会にできること、社会から求められてきたことというのを整理することができました。本研究会の設立当初からご参加くださりましたこと、御礼申し上げます。

平下様のご講演はじめ、当日の登壇者の講演資料はマイクロジオデータ研究会ホームページにアップされておりますので、ぜひご覧いただけたらと思います。ご登壇いただきました皆様に感謝の意をお伝え申し上げます。

私自身も研究会設立当初は今よりもさらに駆け出しの状態で、今日まで博士課程を経ながら、マイクロベースの事業となるまて研究を進めて参りました。実社会に研究成果をぶつけようという思いで始めたマイクロベースですが、実社会の課題解決までなかなかつなげることができず、悪戦苦闘して参りました(現在進行形です 笑)

改めてこれまでの経緯と自分なりに分かってきたことを研究会で報告致しました。Slideshareにアップしておりますので、稚拙な内容ではありますが、よろしければご覧ください!(タイトルだけ壮大ですw)

研究会、会社ともにまだよちよち歩きの状態ではありますが、引き続きどうぞよろしくお願い致します。

追伸: いつかこんなこと言えるようになりたいです(笑)

執筆:仙石裕明