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地理データを扱うときに直面する課題の一つが、 座標変換
。。。
インターン生に地理データの変換に関するコーディングを教えるためにまとめた内容を一部公開します(公開するまでの内容になっていないものがチリツモ)。
ここではPythonを使った座標変換をご紹介します。やり方はいろいろあるのですが、既存ライブラリでサクっとできる方法からはじめていきましょう。本記事ではpyprojというライブラリを使った方法をご紹介します。けっこう使ってる方、多いです。
pyprojのインストール
まずはpyprojのインストール。
conda install pyproj
(conda使ってる方はこちら)
or
pip install pyproj
座標変換
実際に座標変換をしてみます。ここでは世界測地系(EPSG:4326)から日本測地系(EPSG:4301)に変換します。
import pyproj tokyo=pyproj.Proj("+init=EPSG:4301") lon = [139.6789] lat = [35.654321] tlon, tlat = pyproj.transform(wgs84, tokyo, lon, lat)
実行してみましょう。
print(tlon)
[139.68391467758246]
たったこれだけだけです。
普段、Pandasを使われている方にはGeoPandasもおすすめです。GeoPandasについてもどこかで記事にしたいと思います〜。
全般的に何ができるか知りたいという方は、過去に投稿したSlideshareもご覧ください!
どっぷり使ってる自分がいうのもなんですが、GISはやっぱ面倒くさいですねー(´ω`)
執筆: 仙石裕明