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みなさん、こんにちは！
初学者向けチュートリアルの第２回として、今回はプログラミング質問サイト「teratail」(テラテイル)の特集をしたいと思います。よろしくお願いいたします。
はじめに
みなさんは、プログラミングでこんな経験ありませんか？
「エラーが出たけど、自分のコードをどう修正したらいいか分からない……」
「単純な処理だったはずなのに、試行錯誤で１日が終わってしまった……」
「これこれこういう処理をしたいけれど、難しすぎて自分でゼロからコードを書くのはきつい……」
このようなとき、「自力で頑張る！気合いだ！」という方もいらっしゃるかもしれません。もちろんそれは大事なことですが、もう１つ覚えていただきたいことがあります。それは、
「周りの人に助けてもらう」
ということです。
プログラミングでは、自力でやり抜くより人に聞いたほうが何１０倍も早く終わるときがあります。みなさんの時間は本当に貴重ですので、協力し合って時間を節約していきましょう。
その強い味方がteratailです。
teratailとは？
teratailとは、レバレジーズ株式会社によって運営されるプログラミング相談のプラットフォームのことです。2018年４月時点で1ヶ月に2万件を超える投稿(質問、回答、コメントの合計)があり、回答率は91.07％を実現しています。GitHubのアカウントで登録することができます。詳しくはリンク先を参照して下さい。
teratailの使い方
基礎的な使い方は他のブログで丁寧にまとめられていますので、こちらを参考にしてください。
質問のポイント
質問をする際に大切なことは、以下の３つを明確にすることです。この３つがあってはじめて、質問を見た人が問題を把握することができます。
①コードの目的は、自分が処理したい内容、求めたい結果のことです。
②当該コードとは、自分が今書いているコードのことです。①を達成するために複数の案がある場合は、両方載せましょう。
③エラーメッセージとは、コードを実行したときに出て来る英語のメッセージのことです。
こちらの質問は①②③すべてそろっておりますので、参考にしてくだされば幸いです。
そのほか、windowsやpythonのバージョン情報を載せるとより望ましいです。
[重要]teratailの利用の注意点
便利なteratailですが、使用にあたり注意すべきことがあります。それは、
「機密情報を絶対に質問に載せない」
ということです。
ここでもう一度、すぐ上の質問例を見てみましょう。
表のようなものを示すときに、「まいう」「えほあ」など、意味不明な文字列が入っていることがわかります。実は、元のデータではここに重要な機密情報が入っています。数値も同様で、質問では全部適当に入れています。
teratailは全世界に公開するものですから、大切なデータでつまったときにはこのような措置を必ず取って下さい。とくに、コードやエラーメッセージ(コードの内容が引用されています)にこのような情報が紛れることが多いですので、全てチェックして修正してから質問して下さい。
おすすめ！teratail活用術
冒頭で書いた通り、teratailでもっとも大きな利点は「時間の節約」です。たとえば以下のように、同時並行のイメージで活用することをお勧めします。
他にも、勤務終了時にその日の分からなかったことを質問をして、次の勤務日にまで回答を得るということもできます。毎回ではありませんが、寝ている間にエラーの解決策が得られるのです。
その他
他の質問サイトにStack Overflowというサイトがあります。こちらは英語メインですが、出来る人はチャレンジしてみて下さい。
使い方を正しく守って、teratailで時間節約を！！
ピクトグラム使用元： ICOOON MONO様
執筆者：宮本